MAINTENANCE
ここでは、車の基本的なメンテナンスとその必要性をご説明いたします。
基本なのですでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、基本ゆえにとても大切なのです。
当社のお客様で新車購入後3000km走行毎ごとにエンジンオイル交換をされ続けた方は、軽自動車で走行距離420000kmまでエンジン本体にもターボにも故障がありませんでした。
エンジンオイル
エンジンの主な部品は金属でできているため、エンジンオイルが金属の部品同士が直接触れないように膜を作って摩擦を減らし、スムーズに動かす働きをしています。
しかし、エンジン内で繰り返し働いているうちに劣化します。
また自然発生的に酸化もします。
劣化・酸化したオイルは、潤滑性能が落ち
金属部品の摩耗を起こしやすくなります。
異音などが発生してしまったら、エンジンの分解・整備となり、その費用は数十万円
かかる場合が多々みられます。
高級オイルの使用も良いですが、短距離走行の多い日本においては一般的なオイルで5000km走行毎、走行距離が少ない場合は年に1回程度の交換で、通常使用においてエンジン自体の故障はほぼ防げるでしょう。
5W-30 1L ¥910(税別・工賃別)
+ 日常点検相当 無料
※外車・ディーゼル車は事前にご相談ください。
ブレーキフルード
ブレーキフルード(オイル)は、ブレーキペダルを踏んだ力を油圧に変換しブレーキ装置に伝える役目をしているとても重要な油脂です。
常に補助タンクの通気口から空気中の水分等を吸収し劣化していき、フルード内に気泡が発生しやすくなり油圧が適切に伝わらずブレーキの効きが悪くなる恐れがあります。
また古くなったフルード中の水分は、ブレーキキャリパ内やホイールシリンダ内を錆びさせブレーキ引きずりや固着の原因ともなります。
格安車検においてエンジン冷却水と共に省略されやすいところですが、ブレーキの効かない車ほど怖いものはありませんよね。
乗用車においては車検毎(2年ごと)の交換が理想です。
工賃¥3000~(トヨタハイブリッド車は作業工程上少し高くなります。)
その他
その他にも、エンジン冷却水や補機ベルト類など大切な部品はまだまだありますが、平成20年頃から軽自動車においても長寿命の部品が数多く採用されはじめました。
ガソリンスタンドにて、新車購入して2週間の車のオートマオイルを交換してしまった。
新車で購入して2年目の長寿命エンジン冷却水使用車であるにもしかかわらず、スタンドで勧められて冷却水交換をしてしまった。
など利益至上主義や知識のないお店において不必要な交換事例が多々みられますので、みなさんもご自身のお車について勉強していただけたらと思います。
不明な点などは店頭にてお気軽にお尋ねください。