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​いざという時のトラブル対処法

​起きてはほしくありませんが、車の故障を100%防ぐことはできません。

ここでは起きてしまったトラブルにどう対処したらよいかをご説明いたします。

よくあるトラブル1  「エンジンがかからない」

​エンジンがかからなくなる要因はたくさんありますが、よくある事例はバッテリーあがり・ハンドルロック状態・

ギヤポジションがPになっていないなどがあります。

エンジンがかからない場合まず確認していただきたいのが、キーを回して(スタートボタンを押して)カチカチないし

ゆっくりグオングオンと音がするか + ヘッドライトが点灯あるいはホーンが鳴るかどうかです。

音がしてホーン・ライトが付けばバッテリー性能劣化、音もせずホーン・ライトも付かなければバッテリーが完全に上がった状態です。

この場合は、バッテリー交換するか救援車のバッテリーを繋ぎます。

​ただし、最近の車はバッテリーを外すと初期化しなければいけない部分が増えてきているので、安易なバッテリー交換は控えていただいた方のが良いかと思います。

左図のようにバッテリーの+と+、-とエンジンの金属部分に繋ぎます。

​+と-を間違えると故障の原因になるので、自信のない方・急ぎでない方はプロに任せることをお勧めします。

カチカチなどの音がせずヘッドライト・ホーンが大丈夫でエンジンがかからない場合は、ギヤポジションがPになっていないことがよくあります。

低年式車や走行距離が多い車はPレンジになっているように見えて微妙に位置がズレていたりするので、再度Pレンジにしっかり入れ直してみて下さい。

また、ヘッドライト・ホーンに異常がなくキーが回らない時などはハンドルロック状態になっていますので、ハンドルを軽く左右に動かしながらキーを回して(スタートボタンを押す)下さい。

​※低年式車や走行距離が多い車両では、スターターモーターやイグニッションスイッチなどの故障も考えられます。

また最近主流のスマートキーの電池切れでもエンジンがかかりませんが、左図の様にキーをボタンに当ててあげると微弱な電波で交信をしエンジン始動が可能となっております。

​よくあるトラブル2  「パンク」

道路環境がよくなりだいぶ少なくなったとはいえまだまだパンクに関するトラブルも頻発しています。

また最近の車は重量を軽くするため、スペアタイヤを無くしてパンク修理キットに代わってきています。

ご購入の際に説明を受けているかと思いますが、いざ実際にやってみるとみなさん???というケースがほとんどです。

キットにはタイヤに注入して内側から膜を作る「修理剤」とタイヤに空気を入れる「コンプレッサー」があります。

上図の左がスズキのパンク修理キットになります。

修理剤には使用期限がありますので定期的に点検しましょう。

右図がパンク原因の代表的な異物の刺さりです。

この異物によって空気が漏れるのですが、異物が刺さっている為に空気の漏れが微量で済んでいる場合がほとんどなので専門家に見てもらうまではそのままにしておきましょう。

​まずはタイヤの空気を入れるバルブから修理剤を注入します。

コンプレッサーの電源ソケットを車内にあるシガーソケットに差し込み、タイヤのエア注入バルブから今度は空気を適正圧にまで入れます。

​ただし釘などの異物程度なら、修理剤を入れずにコンプレッサーで空気だけ入れても近距離であれば修理工場まで走行できるでしょう。

よくあるトラブル3 「ドアが開かない」

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ミニバンなどに代表されるリヤスライドドアが自動で開かなくなったという事例がよくあります。

この場合で多いのが、運転席の下の方にあるパワースライドドアメインスイッチがOFFになっている状態です。

掃除や何かの拍子で気づかぬうちにボタンを押してしまうケースです。

またドアが外側からは開くが内側からは開かないというケースもよくあります。

これはほとんどの場合においてチャイルドロックという機能が働いています。

走行中子供さんが間違ってドアを開けるということがないよう、内側からドアを開けれなくする為の機能です。

こちらも掃除中など、ふとした拍子でロックがかかってしまうことが多いようです。

​いずれにしても各メーカーの取り扱い説明書に詳細が記載されている場合が多いので、一度ご自身が乗られているお車の説明書を読んでみると、いざという時に慌てずに済むかと思います。

​深夜や遠方でのトラブルは、皆さんが加入している任意保険のロードサービスが24時間年中無休で対応していますので、一度フリーダイヤルの確認をしておいてください。

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