車検は高い?安い?
そもそも車検とは、検査を受けた「その時点」で国が定める基準に適合しているか「のみ」を判断するもので、「その後の安全性を保証するものではありません」。
車検証裏面にも記載されていますのでご確認ください。
そのため、適切な整備を行わなくとも車検は合格できます。
格安車検は整備・交換を省略するため安くなるのです。
同じ整備を行っていて安い訳ではないのです。
当社ではタイヤの残り溝がギリギリ1.8mm(限度1.6mm)だから単純に車検は大丈夫です!ではなく、そのお客様の車の利用方法(仕事で利用or通勤orレジャーのみ)を考慮し交換するかご提案いたします。
みなさんが車検を安くしたいお気持ちはよくわかりますが、安く安くを続けていると、お金をかけて適切に整備している車よりも後々確実に整備費用がかかってきます。
他店での格安車検を続け故障が発生し当店に持ち込まれ、診断の結果残念ながら修理費が高額となり廃車に至ったという事例が過去多々ありました。
見せかけの安さではなく「プロの目からきちんとお客様にアドバイスできる整備工場」を見つけ適切に整備をすることが「トータル的にみて安い」と感じていただけると思います。
車の修理は小さな物でも部品代に工賃を含めるとすぐに2万円、3万円と高額になりがちです。
私自身が2万円や3万円の高額な買い物を年に何度するのかを常に顧みて、お客様目線でのご提案を心がけています。
01
基本点検技術料とは?
基本点検技術料とは、国で定める定期点検項目を点検し、お車の健康状態をチェックする為の料金です。
点検とは該当箇所が正常か異常かを見極める作業のみであり、整備とは異なります。
当社ではその場だけの単なる点検で終わらせず、専門知識やお客様の年間走行距離・様々な故障修理経験から推測される故障を未然に防ぐ為の診断をいたします。
病院でいうと「診察料」になります。
軽自動車 ¥15000(税別)~
02
保安確認検査料とは?
お客様のお車が、国の定める保安基準に適合しているかを、各種検査機器を使用して排気ガス濃度・スピードメーター誤差・ブレーキ制動力・ヘッドライト光軸などを確認し、車検証の記載事項と車両の同一性の確認を行う為の料金です。
病院でいうとレントゲン・CTスキャンなどの「機器を使用しての検査料」になります。
軽・普通車 ¥4000(税別)
03
検査代行手数料とは?
お客様に代わって運輸支局に出向き、車検証(自動車検査証)の更新手続きを行う為の料金です。
軽・普通車 ¥7500(税別) ~
指定整備工場は書類だけ、認証整備工場は車と書類を陸運事務所へ持ち込みます。
認証工場はお客様の車に乗って行く為、ガソリンが減ったり走行距離が多少伸びるデメリットがありますが、実際にお客様のお車を運転することによってお客様が感じないプロから見た不具合を発見することがよくあります。
また、交換整備した後の試運転も兼ねるので、交換整備して確認なしにお客様へ引き渡すことはありません。
04
整備技術料とは?
定期点検や故障診断などを実施した結果、お客様のお車が保安基準に適合しない(故障している)、もしくはその恐れがある(故障する可能性が高い)場合、当該箇所の整備を実施する為の技術料金です。
病院でいうと「治療費」「手術費」にあたります。
◎格安車検においてはここを省略するため低料金になります。
しかし、ここで整備を実施せず故障を起こし、さらに当該箇所以外にも故障範囲が広がり、結局よ
り高い修理代を払うという事例をよく見受けます。
05
部品・油脂代とは?
点検して見つかった異常個所の整備を実施する場合に必要となる部品・油脂類です。
病院における「薬」「包帯」などでしょう。
当社においてはやみくもに消耗品を交換することなく、それぞれの部品に対する正確な知識と経験から判断して、お客様に最適なタイミングでの交換時期をご提示します。
また、新品部品ばかりではなく、中古部品・リビルト部品(中古部品を修理・再生)・社外新品(ジェネリック薬品の様なもの)なども積極的に活用し、お客様の修理代金の負担緩和を心がけております。